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開原工務店の家づくり

今回は開原工務店の家づくりについてです。

私たちは高気密・高断熱住宅を専門に建築しています。

近年、「高気密高断熱」という言葉をよく耳にすることが増えたかと思います。

高気密高断熱住宅とは、室内の空気が外部へ逃げることが少ないため、外気温の影響を受けることがなく、

効率よく冷やしたり暖めたりすることができる家です。

そのため家の中の寒さや暑さによる不快を解消し、さらに省エネ効果があるので光熱費をおさえて経済的に暮らせます。

高性能な住宅での暮らしは、ヒートショックや認知症の対策としても有効です。

外気温に左右されず一年を通して快適に暮らすことのできる住宅では、ヒートショック対策として有効だとされています。

また、こたつ依存の生活からこたつのいらないアクティブな暮らしになることで、

「ロコモティブシンドローム」(通称ロコモ・運動器症候群)や「認知症」の危険度が下がるのです。

65歳以上の人が毎日40分活動量を増やすことで、「ロコモ」や「認知症」になる可能性は21%低下するとされています。

🔶知っておきたい「C値」

C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値で、建築した建物の気密性能を指標

として用いられています。

隙間が小さいほど空気の出入りは少なくなりますから、数値が小さいほど気密性が高いということになります。

新築時にしっかり施工されていた断熱材が、地震の揺れや台風の風での揺れなどにより柱と断熱材の間に隙間ができてしまい

その隙間に結露が発生し、断熱材や柱などの木材が腐ってしまうということもあります。

私たち開原工務店の家づくりで使われている「ファースの家」の専用断熱材(エアクララ)は密着強度がとても強く地震などの

揺れがあっても木部から剥がれません。

ファース本部の調べでは、東日本大震災・中越地震・熊本地震と数々の被災地のファースの家を調べてきましたが、

断熱材の剥がれが見られませんでした。

木部から剥がれないことで、気密が確保され続ける点も、特徴です。気密性能を維持できることで、家の経年劣化を格段に防ぐことにもなります。

🔶壁体内結露はとても危険!

壁内結露は、断熱材にカビを発生させると共に、それに接触する柱や梁(はり)を腐食させてしまう可能性があります。

建物を支える柱や梁が腐ってしまうと、強度や耐震性が低下して地震の際に建物を支えられない恐れがありますし、

断熱材が劣化すると、言うまでもなく断熱性能が低下してしまいます。

また、カビや、カビをエサとするダニが増えることで、ぜんそくやアレルギー症状を引き起こしてしまうことも。

壁内結露は、住宅性能の低下や家の寿命を短くするだけでなく、健康被害につながってしまう可能性もあるのです。

建てた後からでは断熱、気密性能を上げることは困難です。

🔶知っておきたい「UA値」

UA値とは、外皮平均熱貫流率と言って、どれくらい家の外に熱量が逃げやすいのか?を表す数値のことです。

住宅の外壁や天井、床などの各部分の熱の損失量を計算し、それを合計したものを外壁面積で割って算出します。

このUA値が小さければ小さいほど、熱が逃げにくい=断熱性能に優れた家ということです。

最近ではこのUA値が、断熱性能の高さを判断するための重要な基準として用いられるようになりました。

日本は欧米諸国に比べて、寒い家が多いもの。

本当の高気密・高断熱住宅であるかを見極める為にも、このようなUA値について知っておくといいかもしれません。

広島県福山市(6地域)は0.87以下という基準があります。

🔶スクラップ&ビルドからストック型へ

日本における建物の平均寿命は、欧米と比べて非常に短くなっています。国土交通省の資料によると、建物がつくられてから消失するまでの

平均期間は、米国が約55年、英国になると約77年もあるのに対して、日本はわずかに30年しかありません。

また我が国においては、1981年以降に建築された住宅が約6割を占める一方、1950年以前に建築された住宅は5%以下となっています。

これに対して、欧米、特にイギリスにおいては1950年以前に建築された住宅が4割を超えるなど、長期にわたって住宅が活用されています。

日本の伝統的な建物は、主に木でつくられてきました。一方、欧米の伝統的な建物は石やレンガ。建築材料からして、日本と欧米の建物とは

異なるからです。

日本の神社やお寺は木造作りで、木がむき出しです。

そして風雨にさらされているにも関わらず腐らないのはなぜでしょう?

あれは、木が雨で濡れてもうまく乾燥するようにできているからです。

このことと同じで私たちの採用している「ファースの家」は壁の中に常に新鮮な空気が流れているため柱などの木材が腐りません。

また、外・内断熱をダブルで組み合わせ、高い断熱性能を実現しています。

私たちは欧米のように100年住める家づくりを目指し、HEAT20 G2グレード以上(UA値0.46以下)の高性能住宅のみを建築しています。

開原工務店の健康省エネ住宅「ファースの家」について詳しく知りたい方はお気軽にご相談ください。