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大切なこと - 建築条件付土地について

こちらの土地の建築条件付は高性能住宅を推進する建築条件となっております。

高性能住宅とは気密性・断熱性に優れていることとお考えの方が多いと思いますが、一番大切なことは「その高性能を維持できるか」ということです。

一度施工した性能が低下する場合があるのかと疑問に思われるかもしれませんが、断熱気密を施工するのは数ミリの隙間を無くすことになります。多くの新築住宅は木造ですが、木は暑さ寒さで伸び縮みするものですし、地震などによる振動によって断熱材に隙間が発生します。人の目に見えないカベの中や床下はあとで性能をあげる事はできません。

断熱材は熱を遮断する役割です。その断熱材に隙間ができますと、外の夏の寒い空気(冬の寒い空気)と室内の快適な空気の温度差によってその隙間部分に結露が発生し、カビの発生や木材の腐りに繋がります。

ローンが35年、住む期間は50年以上であることを考えること、断熱材には50年以上施工した場所から動かれては困るわけです。高性能な断熱材を使用することはもちろん、その断熱性能や気密性能が数十年にわたって動かない「構造」が必要になります。気密性能がないにも関わらず高性能な断熱材のみを使用して、新築後数年で解体を余儀なくされた家も過去3年以上に複数件存在します。※結露が原因の場合は基本的には建築会社の保証対象外になり保証してもらえません。

この構造まで考えて家づくりをしているのが【ファースの家】というグループであり、建築条件をつけている当社も加入しております。

福山市西部で18年にわたって高性能住宅のみを建築してきた開原工務店には快適に住むためのノウハウがありますので、新築をご検討の方はぜひとも一度お話しを聞きに来ていただければと思います。

                                                    開原工務店スタッフ一同