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家づくりのこだわり ~伊勢丘S様邸①~

                                                    

伊勢丘、S様邸新築工事が着々と進んでいます。

今日は、そんな工事中の「ファースの家」についての解説をしたいと思います。

#今日はゴリゴリの話だよ

①断熱施工・・・ファースの家専用の吹付系断熱材「エアクララ」により家中(屋根・壁・基礎)を覆います。

さらに外壁部分には専用外断熱材も採用し、内外のW断熱工法となります。

また一見、よくある一般的な吹付け断熱にも見えますが、性質も性能も全く異なります。(コストも!!笑)

最近は吹付け断熱のデメリットを謳う住宅会社さんも多いと感じますが、「エアクララ」はそれらの吹付断熱材とはまるで異なるものです。

いつかまた断熱材についての詳しい話もやっていきたいと思います。

②湿度管理(調湿)・・・ファースの家専用の調湿材「ファースシリカ」を基礎に満遍なく散りばめます。

シリカゲルを住宅用に改良したもので、三冠王を三度も達成した元プロ野球の“落合博満”さんは湿気によりバットの重さが変わる事を嫌い、

シリカゲルでバット(木材)の調湿をしていたそうです。

この「ファースシリカ」により、人の快適湿度といわれる、おおむね40%~60%にコントロール。

機械でもないのにそんな事できる? と疑問に思われる方は是非、過去のこちらの記事をご覧ください!

湿度40%~60%は人が快適なだけでなく、ダニ・菌・バクテリアの繁殖を抑え、鼻炎や喘息の症状が抑えられる数値でもあります。

さらに化学物質や汚染物質、匂いなども吸着し、空気清浄機能も合わせる優れものです。

③窓・サッシ・・・住宅建材の中でも断熱性能、気密性能ともに大きく影響を与えるのは窓です。

僕たちの地域(地域区分6地域)では、「ファースの家」の標準使用として

YKK apw330 アルゴンガス封入 樹脂スペーサー仕様 となっています。

#密かにファースマークも入っているよ  #あの猫ちゃんのやつです

窓は重要性が高く、最近は結構な建築会社さんで、ペアガラスや樹脂サッシが標準使用となることは特別なものではなくなってきました。

なかでも apw330(アルミスペーサー仕様)を採用されているのをよくお見かけします。

スペーサーがアルミと樹脂で違うだけ、他は一緒でしょ?そんな変わる?と思われるかもしれませんが、これが結構変わります。

断熱性能で約13%、エアコンの冷暖房費では約3割も差があります。(メーカーのカタログ参照)

さらに最近のお施主さまの中には、トリプルサッシ(apw430)にグレードアップされたケースもありますよ。

④外壁工事・・・弊社の場合、柱の後に外張り断熱がきて、透湿防水シート、胴縁下地、サイディング本体という順番で施工していきます。

胴縁下地工事は一般的には釘で柱(躯体)に留めていきますが、弊社では外張り断熱があるため、より躯体にきちんと固定できるように、

すべてビスで胴縁を留めていきます。

家の外周全てをこうして下地工事をするため、かなりの手間・時間がかかりますが、こうした職人さんの丁寧な施工が

快適で長く住める家をつくっていきます。

僕は元々、主に屋根や外壁などを扱う建材商社で働いていたので外壁についても、よりマニアックな話をまた今度したいと思います。

#サイディングも張ったことあるのよ  #あれはめちゃくちゃキツイ

                                                          開原 大詞